Trent Reznor [音楽]
俺の創作意欲に火を付けた、俺より二歳年上の永遠の目標。
Trent Reznor = Nine Inch Nails(NIN)
NIN初遭遇は、このアルバム
1曲目の「Mr. Self Destruct」に、完全にやられました。
元々のNINを聴くきっかけは、Dream Theaterの元キーボード奏者
Kevin Mooreのインタビューだった。
このアルバムのラストを飾る「Space-Dye Vest」という曲が好きで、
この曲を作った彼の才能に惚れ、その彼がNINに夢中だという事を知り、
是非聴いてみたいと思ったのがそもそもの出会い。
新しい音と知り合えたような気がした。
打ち込みがメインだが、冷徹なだけではない。
熱も存在する。魂を感じる事が出来る新たな音。
その後、1996年に俺のバンドは解散し、俺は社会復帰の道を歩むのだが、
音楽から遠ざかっていた俺に、創作する喜びを再び思い出させてくれた存在でもある。
NINは、Trent Reznorの音の芸術を表現する場所。
俺も、PCで自分の好きな曲を作ろうと考えた。
昔のようにLIVEをしなくても、ネットで世界に音を発信出来る時代。
俺の音が世界に受け入れられるか、純粋に知りたかった。
現在、39歳1mm坊主♂。地道に、作曲中。
NINと遭遇後、Hip Hop・Techno・Trance・Electronica等の
Heavy Metal以外の音にも触れ、打ち込みの可能性を模索し続ける。
奥が深い。難しい。でも、楽しい。良い趣味を見つけたものだ。
色々な音に触れ、吸収し、自分の音に反映出来ればと考えつつも、
軸となる理想の音もある。
生々しく躍動する音、最高の手本。